萬福寺

天台宗の名刹、萬福寺。彦火火出見命の故事に由来する、犬熊(本庄)にある寺です。
秘仏聖観音は安産の祈願仏として古くから信仰厚し。阿弥陀如来は国の重要文化財に指定されています。
延暦22(803)年、唐へ渡る途中、最澄法師が国富荘(今の国富町)で一夜の宿を借りた際に、この故事を聞いて心を打たれ、仏像安置を発願され、萬福寺は、その時に彫られた一刀三礼の三尊仏をいただいてできたのだそうです。
枯山水の庭園(楽山園)は、中央に数百年を生きた紅梅の名木を配し、吉野の石、京都の白川砂、北山杉などを取り寄せて作られた桃山式の庭園です。遠くにかすむ鰐塚山を借景にして、落ち着いた小庭園です。紅梅の咲く二月中旬には、寺を訪れる人で特に賑わいをみせます。

住所/〒889-1401 宮崎県児湯郡新富町日置323-1